
今回のテーマはビルトイン食洗機の設置について

「ビルトイン食洗機って、自分で取り付けたり交換できるのかな……?」
そんな疑問をお持ちの方、実はとても多いんです。
卓上タイプならすぐに設置できるかもしれないけど、場所を取るし見た目もイマイチ。
キッチンをスッキリさせたいなら、やっぱりビルトインタイプにしたいところですよね。
そこで本記事では、実際に住宅設備の現場でビルトイン食洗機を設置しまくっている筆者が、
- 自分で取り付けや交換はできるのか?
- 後付け・新規設置の難易度と注意点
- 失敗しないためのリアルなアドバイス
こちらを、わかりやすく解説していきます。
DIY初心者の方も安心して読み進めてくださいね!
本記事の信頼性

この記事は、住宅設備の現場に15年以上携わり、数百件以上の設置・交換を行ってきた筆者が執筆しています。
第二種電気工事士・給水装置工事主任技術者の資格を持ち、電気・水道の知識を踏まえた正しい施工や注意点を解説。
さらに、実際に設置・使用している立場から、現場目線 × 利用者目線でリアルなレビューと選び方のポイントをお届けします。
ビルトイン食洗機の取付けは自分でできるのか?

仕事をしているとビルトイン食洗機の取付けは自分でできますか?と、DIY好きの方からたまに聞かれます。
結論としては、場合によるとしか言えません!
交換であればまだ簡単な方ですが、後付けともなると難易度が上がってしまいます。
🔍 工事の種類と難易度(交換/後付け/新規)
- 交換
→同じ種類の食洗機であれば比較的簡単◎。違う種類にしたい場合は△ - 後付け
→キッチンに食洗機用の設備(給水、排水、電源)が用意されていれば、種類によっては簡単◎ - 新規
→キッチンを丸ごと交換するようなリフォームの場合は、キッチン業者が設置まで対応するのが一般的なので、DIYで行うことは少ない
👉 以下は工事パターン別の難易度イメージ表です。
状況によって変わる部分もありますが、目安として参考にしてみてください。
工事種別 | 難易度(低🟢🟡🔴高)🚫やめとけ |
---|---|
交換(食洗機のタイプ変更なし) | 🟢~🟡 |
交換(食洗機のタイプ変更あり) | 🟡~🔴 |
後付け(設備有り) | 🟡~🔴 |
後付け(設備無し) | 🚫 |
新規 | 🚫 |
🔍 設置に必要な知識(資格)
- 給水、排水の知識
水の供給と、排水する先が必要。漏れがあった場合、自己責任となることを考慮 - 電気の知識
コンセントの増設が必要であれば、電気工事士の資格が必要
💡 筆者の見解

表で書いてはいますが、キッチンの状況によって難易度は変わりますし、必ず設置ができるとは言えないのが食洗機です。比較的新しいマンションでの交換や、キッチン交換の際に導入する場合はプロが対応するので問題は少ないですが、DIYで後付けが一番ややこしいことが起こりがちです。
正直、「交換(食洗機のタイプ変更なし)」以外はプロに頼んでほしいと私は思います。
交換だけなら自分でできるケースもある

交換の中でも唯一難易度が低いのが、ミドルタイプ(浅型)→ミドルタイプ(浅型)への交換です。
同じメーカーの後継機種を選択すれば、より簡単に感じると思います。
🔍 交換後の機種を選ぶ基準
- 同じメーカー(設置されている食洗機の後継機種で選ぶと◎)
→撤退しているメーカーもある - 同じタイプ
→スライド型ディープタイプ(深型)、フロントオープン型ディープタイプ(深型)、スライド型ミドルタイプ(浅型)の3つが基本 - 同じサイズ
→幅45cmと幅60cmがある。ほとんどが45cm
DIYで設置する場合は、上記を守りましょう。同じじゃ嫌だ!という方はプロに頼むことをおすすめします。
🔍 実際に自分で交換した事例


ミドルタイプ(浅型)の同じサイズであれば、上記のように交換が容易です。※画像の角度がおかしくてすみません
取り外す際は、品番で施工説明書をダウンロードできる場合がありますので、施工手順とは逆を実施するとよいです。
新しい食洗機の施工説明書も参考になると思います。
🔍 必要な工具と注意点
最低限必要な工具は、
- プラスドライバー
- モンキーレンチ
上記があれば、時間をかければなんとか交換ができます。
あった方が良い工具としては、
- 電動ドライバー(インパクトドライバーの方が○)
食洗機を固定する金具を設置する際に、手動だときついです。既設品と同じ穴を使えれば手動でもなんとか大丈夫です。
💡 筆者の見解

上記の例で示したケース「ミドルタイプ(浅型)の同じサイズ」の交換であれば、経験が少なくても工具さえあればできるでしょう。ただし、特に注意が必要なのが給水管。モンキーレンチで食洗機を外そうとしたときに、給水管が折れて水漏れ!なんてケースもありました。ですので、作業中は必ず水の元栓は閉めてください。
しっかりとリスクを理解したうえで進めてください。
後付け・新規設置はハードルが高い

交換とは違い、後付け、新規設置では、給水・排水・電気等の設備が準備されていない場合が多いです。
そのため、DIYでの設置にはハードルが高いと筆者は感じています。
なぜハードルが高いのかを解説します。
🔧配管の改修、電源の確保、キャビネットの加工
ビルトイン食洗機には、給水・排水・電源の3つが必須です。
既存のキッチンにこれらが用意されていない場合、新たに設備を作る必要があり、いずれも専門知識や資格が必要です。
さらに、食洗機を入れるスペースを、キャビネットを加工して確保する作業も発生します。
🚫 キッチンの構造によってはそもそも設置が不可能な場合も
ミドルタイプ(浅型)とディープタイプ(深型)では、キャビネットの加工方法も異なります。
種類 | 加工方法 | 画像例 |
---|---|---|
ミドルタイプ(浅型) | 既存キャビネットにはめ込んで設置するため、キャビネットの加工は少ない。ただし奥行確保のため、背板加工が必要になる場合も。 | ![]() |
ディープタイプ(深型) | 既存キャビネットを撤去する必要があるため、加工というよりも一部分解(破壊)し取り出す必要がある。取り出してしまったら戻せない場合が多い。 また、壊してはいけないキャビネットもある。 | ![]() |
様々なキッチンが存在する中で、設備、寸法、キッチンの作られ方を理解しないと取り返しのつかない事態となります。
🧑🔧 専門業者に依頼すべきケースとは?
次のような条件に当てはまる場合は、業者に依頼した方が安全かつ確実です。
- ディープタイプ(深型)の設置
- 食洗機用の配管や電源が無い
- キッチンに食洗機を入れるスペースがない(または不明)
- キャビネットを切断・加工する必要がある
- 機種選定や設備工事部材の知識に不安がある

寸法を確認しないでキャビネット壊しちゃったよ!配管がつっかえて食洗機が出っ張ってしまったよ~(泣)
多分大丈夫だろう、は絶対ダメ!わからなければプロにお願いしてくださいね。
プロならうまく設置できるケースもあるので、失敗したあとでも相談してみてください。

💡 筆者の見解

後付けや新規設置は、見た目以上にハードルが高く、DIY向けではありません。
どうしても自分でやりたい方は、キャビネットに手を加える前に、全ての設備改修方法を理解・準備したうえで自己責任で挑んでください。
でも本音は・・・挑まないで私たちに頼ってください(笑)
まとめ:交換ならDIY可能、でも慎重に判断を
記事の要点を次にまとめました。
- ✅ビルトイン食洗機の取付けは自分でできるのか?
→場合によるけど、給水、排水、電気の知識は必須。軽く考えないこと。 - ✅交換だけなら自分でできるケースもある
→同じタイプ(特に浅型)の機種同士の交換なら、道具があれば自分でもできることがある。 - ✅後付け・新規設置はハードルが高い
→設備がそろっていないと大変。特に電源の増設は資格が必要なので、プロへの依頼を推奨。
💡 筆者からひとこと

無理してDIYでやるより、プロに頼んで安心・安全に設置するのがベストなケースも多いです。
交換のイメージができない場合は、DIYはしない方がいいでしょう。
「交換だけやってみたい」という方には、この記事が背中を押す材料になればうれしいです!
🏠 我が家の食洗機はコレ!【パナソニックディープタイプ(深型)M8モデル】
我が家はパナソニックの「NP-45KE8W」 です。キッチン交換の際に付けたのでちょっと特殊な品番ですが、
一般流通品で言うと、「NP-45MD8W」と、同等機能の機種です。
では、なぜこの機種を選んだのか?
- 容量が大きく、家族4人でも余裕
- パナソニック製。エコナビで節水ができる
- パナソニックが一番施工しやすい
パナソニックは施工もしっかり考えて設計している、という気がしてたのもあり選びました。
しっかり洗えて満足してます。
\我が家で実際に使っているタイプの後継モデル/
\スライドオープン・深型で、DIY交換にも適したモデルです。/
↓↓↓パネルタイプはこちら ※パネルは別売りですが、無しでもOK
↓↓↓面材タイプはこちら ※面材は別売りです。面材が入手できない場合はパネルタイプを選びましょう
以上です!