キッチン水栓を交換したいけど何を選べば良いのわからないので教えてほしい!
後悔しないように選ぶためのポイントを教えてほしい!
上記のようなお悩みを解決する記事です!
本記事内容
- キッチン水栓を変えるとこんなメリットがある
- キッチン水栓の各機能を徹底解説
キッチン水栓は使用頻度がとても高いので、変えるなら機能をアップさせたりかっこいい物を選びたいですよね。
おしゃれな水栓もあれば、水道代ガス台が安くなる水栓もあります。
そこで本記事では、
キッチン水栓を選ぶ際の6つのポイントを解説していきます。
このポイントを押さえれば、間違いのない水栓選びが出来るようになります。
本記事の信頼性
施工歴10年の筆者が6つの機能を詳しくご紹介します!
キッチン水栓を変えるとこんなメリットがある
キッチン水栓なんて水を出すだけだろ!と言われそうですが、実は選択できる機能がいくつかあるんです。
機能によっては以下のメリットが得られます。
メリット
- 水道代が安くなる
- ガス代が安くなる
- お皿洗いがしやすくなる
- シンクの掃除が楽になる
- 卓上食洗機を設置できる
単純に好きなデザインで選ぶのもよいですが、機能を知らずに見た目で選んで後悔する声もたくさん聞こえてきます。
上記のメリットを得るためには、まずは各機能を把握することから始めましょう。
キッチン水栓の各機能を解説
最新のキッチン水栓には様々な機能が付加された水栓があります。
値段だけを見て選んでしまうと、長い目で見たときに損しをてしまう、なんて事もあるでしょう。
各機能についてしっかりと把握してから購入へ進みましょう。
以下の順で説明します。
- エコ水栓
- シャワーホース付き
- 浄水機能付き
- 自動水栓(タッチレス水栓)
- 卓上食洗機への給水ができる
- ディスポーザーに接続ができる
エコ水栓
エコ水栓とは、お湯と水の切り替えが手応えでわかる水栓の事です。※上の画像はリクシルの商品です
基本的にはレバーが右だと「水」左だと「湯」が出ます。
ではレバーが真ん中だとどうなるでしょうか。
答えは「水と湯が混ざって出てくる」です。
つまり、湯を使おうとしていない場合でもレバーが真ん中にあれば、給湯器が作動しているという事になります。※給湯器のスイッチが付いている前提
意図しないタイミングでの給湯器の作動を抑制するために、レバーに「カチッ」と手ごたえを付けた水栓を、エコ水栓(各社によって多異なる)と言っています。
夏場など、特にお湯が不要なのにも関わらず若干のお湯が出てしまう・・・
なんて事も防げますね。
メリット:給湯器が作動しないのでガス代が節約できる!
デメリット:なし
シャワーホース付き
水栓の先端を引っ張ればホースが伸びます。
ホースが伸びるので「狙ったところに水を出す」ことができます。
この機能について筆者は思うところがありまして、意外とデメリットも多いように思います。
シンク内であればどこでも水を出せるので掃除が楽です。これは間違いありません。
毎日シンクの掃除を欠かさない人には大きなメリットでしょう。
ホースに亀裂が入り水漏れしているから交換してほしい、なんて日常茶飯事です。
また、水栓の配管が壁の中にあって普段は見えないような場合もあります。
そんな場合は階下漏水の可能性もあります。一番怖いですね。
キッチンの扉を開けてもホースが見えない状況の場合はホースなしを選ぶべきです。
メリット:狙ったところに水が出せるので掃除が楽になる
デメリット:ホースから水漏れをする可能性がある
浄水機能付き
浄水器単体でキッチンにつけることもできますが、水栓が2つになってしまうので1台にまとめた方がスッキリしてると思います。
ウォーターサーバーを導入しているお宅には不要なものですね。
主に飲料水はもちろん、料理や野菜を洗うのに使います。
しかしながらフィルターを定期的に交換しないと、汚れた水が出てきます。
そんな面倒なフィルターにですが、2つのタイプがあります。
- 水栓スパウトの内部に埋め込むタイプ
- シンク下に置くタイプ
年で換算するとどちらも約10,000円前後のフィルター代がかかります。
どちらも簡単に交換ができますが、引き出しタイプのキッチンをご使用の場合は、引き出しを外さないと交換できないケースがあります。
また、水道水を浄水しているだけですので、温度は水道水のままです。
常に手間なく冷たい水が飲みたい場合は、ウォーターサーバーの方が良いでしょう。
メリット:浄水された水が気軽に使用できる
デメリット:フィルター交換が面倒。夏場の浄水はぬるいのでおいしくない
自動水栓(タッチレス水栓)
手をかざすとセンサーが感知し水が出てきます。
LIXILのナビッシュを筆者宅で3年程使用していますが、私自身はとても便利になったと実感しています。
ナビッシュに関しての記事も併せてご覧ください。
料理好きな人で言えば、肉に塩を刷り込んだ後に水栓のレバーなんて触りたくないですよね。
手をかざせば水が出てくるタッチレス水栓であれば、清潔が保てます。
また、勝手に止水してくれるので、皿洗いの時に水を出しっぱなしにしなくて済みます。
これにより、水道代、ガス代の節約になりますね。
稀にですが、シンクに溜めたお皿に反応して意図せず水が出る場合があります。
深夜しずかにテレビを見ているときにこれが起こると結構びっくりします。
選ぶものによってはシンク下にコンセントが必要であったりと、普通に水栓を交換する場合よりも費用が嵩むことがあります。
メリット1:手が汚れてても水を出せる
メリット2:使用する水量が減るのでガス代、水道代の節約になる
デメリット1:100Vのコンセント必要になる場合もあるので、場合によっては工事費が高くなる
卓上食洗機への給水ができる
ほとんどの場合はキッチン水栓から分岐しているので今回はそちらの説明をします。
キッチン水栓に給水口を設けるには、以下の2点いずれかで対応します。
- 分岐付きの水栓を買う
- 分岐水栓を別途購入し、キッチン水栓に取り付ける
分岐付き水栓は比較的安価ですが、水栓としての機能はシンプルなものとなります。
分岐水栓は別途費用が掛かりますが、選べる機種に幅があります。
欲しいキッチン水栓に分岐水栓を付けられるのか?は分岐水栓用のサイトにて簡単に検索できますので、事前に押さえておきましょう。
メリット:卓上食洗器が使用できる
デメリット:水栓の見た目が悪く、卓上食洗機との接続が邪魔になる
ディスポーザーに接続ができる
シンクにディスポーザーが付いており、ディスポーザー起動時に自動で水が出てくるような場合の交換には注意が必要です。
そのような場合には選択できる水栓が限られてきます。
この場合は自分で選ぶと交換できない恐れがありますのでディスポーザーの業者さんへ確認するのが良いでしょう。
ディスポーザーが付いていない家にお住まいの方には関係ないです。
メリット:自動で水が出るディスポーザーが使用できる
デメリット:接続できるキッチン水栓が限られる
まとめ:各機能のメリット・デメリットを理解した上で選ぶ
今回は、キッチン水栓を選ぶ際のポイントについてご紹介しました。
記事の要点をまとめると次の3点です。
- キッチン水栓を変えた場合に得られるメリットを知っておく
- キッチン水栓の各機能を理解し、各家庭に合うものを選ぶ
- エコ水栓
- シャワーホース付き
- 浄水機能付き
- 自動水栓(タッチレス水栓)
- 卓上食洗機への給水ができる
- ディスポーザーに接続ができる
- メリットだけではなく、デメリットも理解しておく
卓上食洗機を後々購入したい方が自動水栓を購入して結局食洗機の接続ができませんでした、なんて事もあります。
各家庭で状況が違いますので、キッチン水栓を選ぶ際の参考にしてみてください。
キッチン水栓のメーカーから知りたい方は以下のリンクをどうぞ。
>>おすすめのキッチン水栓メーカーを知りたい場合はコチラをご覧ください!
以上です。