ビルトインガスコンロの火が安定しないから交換か修理をした方がいいのか知りたい!
自分で出来る、火が安定しない場合の対処法があれば教えてほしい!
上記のようなお悩みを解決する記事です!
本記事内容
- ビルトインガスコンロの交換時期を解説
- ビルトインガスコンロを交換した方がよい場合
- ビルトインガスコンロを修理した方がよい場合
- 交換の料金と依頼先について
コロナ渦という事もあり自宅で料理をする方が増えてるようですね。
以前に比べてガスコンロの需要が上がってきているように感じます。
私自身も料理はよくやる方ですが、特に最近のコンロはとてつもなく便利になってきております。
なんと、IOTの波がガスコンロにまで及んでるのです。
ほとんどの方はそこまでの機能を求めないと思いますが、スマホでレシピを選択して火加減お任せで調理するなんてことも可能となりました。
そこで本記事では、ガスコンロの調子が悪いので交換をするか悩んでる方向けに、
交換するべきか修理で済ますべきかを解説していきます。
本記事をご覧頂ければ、どう対処すればよいかの判断が出来るでしょう。
本記事の信頼性
<CHECK1>ガスコンロの交換時期は決まっている?
特に決まりはありませんが、主要なメーカーはこぞって10年が交換目安と言っております。
10年以上使ったらガス漏れしてしまうなんて事はありませんが、事故が起こる前には交換しておきたいですね。
筆者が交換に伺うお宅は、大体15年前後使用されていた方が多いですね。
大事に使って愛着があるから~なんて言う方が多いです。
大事に使うのは良いことですが、1口がつかない状態を放置しているケースなど、危険と言わざるを得ないお宅もしばしばあります。
筆者が交換をおすすめするパターンを次項から挙げていきますので一緒に確認していきましょう!
<CHECK2> 交換した方が良い場合
まずは、確実に交換した方が良いケースです。
2008年以前に製造されている
現在製造されているコンロは全ての口に「SIセンサー」が搭載されています。
まずは国の基準が以下の2点です。
- 調理油過熱防止装置
- 立消え安全装置
次に業界の基準が以下の2点です。
- コンロ消し忘れ防止機能
- グリル消し忘れ消化機能
- 高温自動調節機能
最後にメーカー毎の基準が存在しています。
※メーカーの基準についての詳細は各社のHPに載っているので確認をしてください。
安全に使うために必須と言えるSIセンサーが一部にしか搭載されていない、又は全く搭載されていないのが、
2008年以前のビルトインガスコンロとなります。
油が発火する映像を見たことがありますでしょうか?
特に高齢の方は物を大事に使用されており、壊れるまで使いたいと仰るかたも多いです。
SIセンサーが無いコンロをご使用の方は、早めの交換をお考え下さい。本当に危険です。
ポイント
ガスコンロの底、もしくは電池が入ってる箇所にシールが貼ってありませんか?
貼ってある場合は、品番と製造年月日を確認してみてください。
古めの住宅を購入された方は特に注意をされた方がいいです。
ガスコンロが竣工当時の物であれば、SIセンサーが搭載されていない可能性があります。
10年以上使用 且つ 火が安定しない(火がつかない・火が赤い・火が消える)
火が安定しない現象には必ず理由があります。
一番多いのはバーナーキャップが油汚れによるものです。
詰まりによってガスの供給が上手に行えなくなるようです。
ギザギザしてる箇所の目詰まりで、ガスが上手く回らないなどの影響が出てしまいます。
ガスではなく酸素が不足するのも良くない状況でして、その場合普段は青い炎が赤くなったりする事があります。
また、加湿器の水分によって赤くなってしまう場合もあるそうです。
しっかりとお掃除をしても改善しないような場合は思い切って交換に踏み切りましょう。
もし修理が出来たとしても、一部分が新しくなるだけです。
10年以上の使用であれば、他の箇所も限界である場合が多いでしょう。
<CHECK3> 修理した方が良い場合
使用年数が10年未満
まだそんなに使用年数が経っていない場合は、まずは点検をしてもらいましょう。
メーカーサイト、または東京ガスのサイトから点検の申し込みが出来ますが、有料です。
LPガスを契約されている方はガス事業者がサービスで点検をしてくれるかもしれませんのでご確認ください。
しかしながら、多くのガス事業者は交換を勧めてくると思います。
修理したって儲からないでしょうしね。
使用年数が10年未満であり、修理金額に納得が出来るようであれば修理をお願いしましょう。
<CHECK4> ビルトインガスコンロ交換の料金と依頼先
修理に関しては、東京ガスやガスコンロメーカーですが、交換の場合はどこに頼めばよいでしょうか。
正直あまり難しい工事とは思わないですが、交換工事には資格が必要です。
- ガス可とう管接続工事監督者(都市ガス)
- ガス機器設置スペシャリスト(都市ガス)
- 液化石油ガス設備士(LPガス)
ガス種によって必要な資格が変わります。
きちんと資格を持っている事をWEB上で表記している業者に頼みましょう。
基本的には購入先で設置と処分を同時に頼むのが一番手間が無いです。
とにかく最安を目指したいのであれば、下記を試してみてください。
目指せ最安!
- 商品の購入は「価格.COM」で最安を探す
- 取付は「くらしのマーケット」で頼む(8000円~15000円で見つかります)
- 処分は市区町村の粗大ごみで処分
- 面倒でなければ、ガスコンロを鉄くずとして買い取ってくれる業者を探すのもあり
購入と同時工事をしてくれるネット系の業者であれば、工事費20000円前後が相場です。
まとめ:年数によって修理か交換か検討する
記事の要点をまとめると次の4点です。
- ガスコンロの交換時期は決まっている?
- 決まりはないが10年前後が基本と考える
- 交換した方が良い場合
- 2008年以前に製造されている
- 10年以上使用していて火が安定しない
- 修理した方が良い場合
- 使用年数が10年未満で修理代金が安い場合
- ビルトインガスコンロ交換の料金と依頼先
- 商品は価格ドットコム、工事はくらしのマーケット、処分は自治体に依頼をする
安くない修理費用を払ったのに別の部分がすぐ壊れる、といった事は普通にあります。
「最初から交換しとけばよかったよ!」と言われることも多々あります。
調子が悪いなと思ったら、まずはしっかりとお掃除をしてみてください。
乾電池の交換の時期だった!なんて事もあるかもしれませんね。
年々良い物が各メーカーから発売されています。
良い機会ですのでチェックをしてみてはいかがでしょうか。
ビルトインガスコンロを交換する際のポイントについては別の記事も参考にしてみてください。
以上です!