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最安でガスコンロ交換!自分でできる工事のコツと意外な落とし穴

2025年8月4日

今回のテーマは「ビルトインガスコンロの交換について」

ビルトインガスコンロの交換、業者に頼むと高いな…

どうにか自分で交換できないかしら…

そんなふうに思ったことはありませんか?

実は、本体の購入・工事依頼・処分をバラバラに手配することで、トータル費用をグッと抑えることができます。

さらに、条件を満たせば自分で工事をすることも可能なんです。


そこでこの記事では、設備業者として数多くの現場を見てきた私が、

  • 自分で設置できる条件(資格)
  • 最安で工事を済ませる手順
  • 追加工事になりやすいケース

を、業者の目線で詳しく解説していきます。

ビルトインガスコンロの交換を検討中の方、コストを抑えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

本記事の信頼性

この記事は、住宅設備の現場に15年以上携わり、数百件以上の設置・交換を行ってきた筆者が執筆しています。

第二種電気工事士・給水装置工事主任技術者の資格を持ち、電気・水道の知識を踏まえた正しい施工や注意点を解説。

さらに、実際に設置・使用している立場から、現場目線 × 利用者目線でリアルなレビューと選び方のポイントをお届けします。

※この記事は、ビルトインガスコンロ(埋め込み型)の交換を検討している方向けの情報です。

ビルトインガスコンロは自分で交換できる?

ビルトインガスコンロの交換は、条件を満たせば自分で行うことも可能です。

ただし、無資格でガス機器をいじるのはNG

事故リスクもあり、法律的にも制限があります。

ここでは、自分で交換を考えている方向けに、対応できるガスの種類と、必要な資格、注意点をまとめてお伝えします。

🔹都市ガスとLPガスの違いに注意

ガスの種類によって、交換工事の難易度や資格の種類が変わってきます。

種類特徴自分で交換のハードル
都市ガス地中に埋設された配管から供給される比較的取り扱いやすく、講習で対応可能
LPガス(プロパン)ボンベから供給される資格の取得が困難。DIY非推奨

LPガスは資格取得に時間と労力がかかるため、専門業者に依頼するのが無難です。

都市ガスでもしっかりと資格が必要ではありますが、LPガスほどハードルは高くありません。

🔹必要な資格と取得方法(DIYでやるならこれ)

取得しやすく、DIYにも現実的なのは以下の資格です。


◆ ガス可とう管接続工事監督者(都市ガス向け)

  • ガス栓から機器への接続作業が可能
  • 1日で取得可能/費用12,300円(税込)
  • 誰でも受講可能、講習修了で資格取得
  • 有効期限なし

👉 一般のDIYユーザーが挑戦するのであれば、これ一択です。


◆ ガス機器設置スペシャリスト(GSS)

  • 給湯器やコンロなど幅広い機器に対応
  • 工事中の事故に対する保険も付帯
  • 受講費58,700円、3日間の講習が必要
  • 有効期限:3年(更新あり)

👉 プロ向け。仕事でやるなら検討の余地あり。

自分で交換する際のリスク

たとえ資格を取っても、「自分で交換するリスク」を理解しておくことが大切です。


ガス漏れによる事故リスク

  • 施工ミスによりガス漏れ・爆発の危険あり
  • 万が一事故が起きた場合、全て自己責任になる

工事保証がない

  • 自分で交換した場合、製品保証が効かないことも
  • メーカーや販売店が工事責任を負わない

● 資格があっても不安なら業者依頼が無難

  • 「資格を持っている=完璧に施工できる」ではない

💡 筆者のひとこと

未経験者でも施工できる方法を紹介しましたが、ガス工事には想定外のトラブルがつきもの。正直なところ、あまりおすすめはできません。

実際には、12,300円で資格を取るのと同じくらいの費用で、プロにお願いすることも可能です。

交換費用を抑えたい方も、安全を第一に考えるなら、信頼できる業者へ依頼する方が安心です。

最安で交換するならココを押さえよう|購入・工事・処分を工夫する

「やっぱり自分では不安。でも、なるべく費用は抑えたい…」

そんな方には、「商品・施工・処分」をバラバラに手配する方法があります。


ここでは、ビルトインガスコンロの交換をなるべく安く済ませる3つのポイントを解説します。

① コンロ本体はネットで購入

まずは本体を自分で購入することで、かなりのコスト削減になります。

  • 価格.com・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで相場をチェック
  • 型番が決まっているなら、最安ショップを狙い撃ち
    →同じ商品でも、メーカーカタログ品番と、ホームセンターや家電量販店の品番は違います。
  • 楽天ユーザーなら、楽天スーパーセールやお買い物マラソンのポイント還元を活用しよう!

💡どの機種を選べばいいか迷っている方はこちらを参考に👇
👉 ガスコンロの正しい選び方|掃除・グリル・機能・サイズで後悔しない5つのポイント


② 工事だけしてくれる業者を探す(くらしのマーケットが便利)

「購入はネットで済ませたけど、施工だけお願いしたい」

そんなときにおすすめなのが くらしのマーケットです。

  • 自社製品以外の施工を断る業者も多い中、持ち込みOKな職人さんが多数登録
  • 口コミで評判をチェックできる
  • 工事費の相場は10,000円〜16,000円前後(大手より割安)

私自身は職人なので自分で交換していますが、
知り合いも実際にくらしのマーケットに職人として登録しており、こんな話をしていました。

「レビューが次の仕事に直結するから、下手なことは絶対できない!」
「下請けで受ける仕事よりも、直接依頼のほうが責任感持って丁寧にやってるよ」

口コミ評価が命の場なので、腕に自信のある職人さんが丁寧に対応してくれる傾向があります

👉 くらしのマーケットで「ビルトインガスコンロ 交換」を探す


③ 処分は自治体 or 金属買取業者へ

古いガスコンロの処分も、頼むと地味にお金がかかります。

  • 業者に処分を頼むと2,000〜3,000円ほど
  • 自治体の粗大ごみ受付を使えば、数百円で済むケースも多い
  • 地域によっては、金属リサイクル業者が買い取ってくれる(300円〜1,000円)
    →💡検索例:「鉄くず 買取 ○○市」

💡 筆者のひとこと

この3ステップを組み合わせれば、最小限の出費で交換が可能です。

ただし金属リサイクル業者に関しては、屈強な外国の方の対応が多いので、一般の方の持ち込みはハードルがあるかもしれません。

そんな場合は、楽天市場などで「販売+施工+処分」がセットになったサービスを選べば、手間が無くておすすめです。

処分だけ自治体に頼む、これだけでも2000円くらいは節約できます。

追加費用がかかる可能性があるケース

いわゆる「基本工事費」に含まれない、追加費用が発生するケースがあります。

特にネットで業者に依頼する場合、現地の状況によって追加費用が発生することも珍しくありません

事前に見積りがあればいいですが、ネットの業者は、下見なしが多いかと思います。

取り付けてくれる業者さんによっては、追加工事は発生しないよう標準工事費を高くしているケースもあります。

追加費用がかかる可能性のある項目を挙げますので自分の家に該当するかを事前に知っておきましょう。

①ガス可とう菅を使用している(5,000円前後)

ガス可とう菅の例
ガス可とう菅の一例です。外装は様々あります。
ガスフレキ接続の例
ガスフレキ接続の例。可とう菅ではありません

ガス可とう管(ぐにゃっと曲がるホース状の配管)は、再利用不可の消耗品です。

  • ガス栓とコンロ本体をつなぐ配管がこれだと、必ず新品に交換が必要
  • 交換費用はおおよそ5,000円~10,000円前後

💡参考:可とう管とフレキ管の違いも見分けておくと◎

もし依頼した業者さんが可とう管を再利用していたのであれば、危険な業者です。

ガスフレキ接続であれば、管の交換の必要はありません。

②フィラーを使用している(3,000円~7,000円前後)

フィラーの例
フィラーのたかさも重要
矢印部分がフィラーです

フィラーとは、ガスコンロ下部のすき間をふさぐ化粧パネルのこと。

フィラーがついていれば、新しい機種に合わせたものに交換する必要があります。

絶対に必要というわけではありませんが、機種や設置状況によっては見た目やほこりの侵入防止のためにあると安心です。

「無いとガス漏れや不具合になる?」→安全性には関係しません

ビルトインガスオーブンがコンロ下についている(10,000円~15,000円前後)

ガスコンロ下にガスオーブンが付いている

ビルトインガスコンロの下にビルトインガスオーブンがついている場合、注意点がいくつかあります。

  • コンロとオーブンが同一メーカー同士でないと組み替え不可
    →今リンナイのガスオーブンを使用している場合、ノーリツのガスコンロは設置できません
  • メーカーによっては、別売りのドッキング部材が必要
  • 工事費にオーブン接続費が追加されることがある

📌 以下の情報は、事前に業者に伝えておくとスムーズです。

  • 既設コンロの型番
  • 取り付け予定のコンロの型番
  • オーブンの型番

さらにはガスオーブンとドッキングできないガスコンロの機種があったりもしますので、

そもそもオーブンが設置できるガスコンロなのか、は業者さんへ確認しておきましょう。

駐車場代

地味ですが忘れがちなのが、駐車場代の負担は誰がするのか、です。

  • 自宅敷地内に駐車できれば問題なし
  • コインパーキングを使う場合、別途実費
  • 工事費用に含まれていることもあるので、事前に確認するのが安心

コインパーキングを使う場合、1,000円〜2,000円程度別途かかる可能性あり

💡 筆者のひとこと

見積もり時に「追加費用がかかる可能性があるか」必ず確認しておきましょう。

特にネット業者での施工や、くらしのマーケットでの依頼時は、事前に細かく伝えておくとトラブル防止になります。
画像の提出が事前にできるのであれば、配管部分と全体の引きの画像があると、判断がしやすいです。

まとめ:商品・施工・処分を分ければ安くなるけど、手間もある

ビルトインガスコンロ
ビルトインガスコンロ

ビルトインガスコンロの交換は、すべてを業者に任せると、手間なしで楽ですが、高額になりがちです。

商品購入・設置工事・撤去処分をそれぞれ別に手配すれば、少しは費用を抑えることができます。

今回の要点をおさらいすると...

  • ✅ビルトインガスコンロは自分で交換できる?
    資格があれば自分で交換も可能(ただし初心者にはおすすめしない)
  • ✅最安で交換するならココを押さえよう|購入・工事・処分を工夫する
    →商品はネット購入(楽天・価格.comなど)、工事だけはくらしのマーケットなど、処分は自治体 or 金属リサイクル業者が安い
  • ✅追加費用がかかる可能性があるケース
    →設置する業者さんと事前に画像を共有しておくと安心。用意できれば駐車場は準備しておく

💡 筆者のひとこと

施工を自分でやるには資格が必要ですので、少し面倒かもしれませんが、組み合わせを工夫するだけで5,000円〜10,000円以上の節約になるケースもあります。

筆者が施工をする場合は、「処分は自治体が安いですよ~」とお伝えしてます。

こちらの産廃物も減るし、お客様も安く済むのでWINWINです!

DIYで挑戦したい方も、まずは自分の状況と向き合って、できること・任せることを整理するのが最初のステップですよ。

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以上です!

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設備屋りびっと

住宅設備工として15年以上、現場での提案・設置・交換を行ってきました。 給湯器・水栓・トイレ・換気扇・食洗機など、住設機器の選び方や取り付け方を、現場経験を活かしてわかりやすく解説します。 所持資格:第二種電気工事士、簡易内管施工士、給水装置工事主任技術者、他多数。

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