ビルトインガスコンロは自分で設置をしていいのかを知りたい!
自分で工事が出来ないようであれば、最安で工事をする方法を知りたい!
上記のようなお悩みを解決する記事です!
本記事内容
- ビルトインガスコンロは自分で交換してもいいのか疑問を解決
- 最安で交換を済ませるには何が必要かを解説
- 追加工事費を請求される可能性がある項目を解説
ビルトインガスコンロに限らずですが、交換工事を後ろからジッと見ているお客様が稀にいらっしゃいます。
DIYを得意とする方だったりすると「簡単に終わりましたね、自分でも出来そうだな」と仰られることがあります。
確かに難しくない工事の場合が多いし、キッチンの状況が良ければ(広い、片付いている)1時間前後で工事が終わります。
では、難しくないのであれば自分で交換工事をしてしまって良いのでしょうか?
結論としては、後述する資格が無ければ工事をしてはいけません。
何か事故があった場合に責任が取れますか?最悪なケースでは人命に関わります。
責任が取れないのであれば、工事は業者に頼みましょう!
ただし、プロじゃなくても交換出来る方法もあります。
そこで本記事では、
最安で工事が出来る方法を紹介させていただきます。
とにかく安く済ませたい方、どうしても自分で設置したい方への参考になれば幸いです。
本記事の信頼性
無資格では工事NG。自分で交換するには資格を取得しよう
どうしても自分で交換をしたい方ってどこにでもいますよね。
そんな場合は資格を取ってしまえばいいんです。
※都市ガスに限ります。LPは難易度が高いのでおすすめしません
都市ガスであれば意外と簡単に取れますので、ガスに興味がある方はチャレンジしてみるにも良いでしょう。
複数の資格がありますが、取りやすい2つに絞ってます。
ガス機器設置スペシャリスト
通称GSS(ジーエスエス)と言われている資格です。
瞬間湯沸かし器、給湯器、ビルトインコンロの設置が出来ます。
万が一工事中に事故を起こしてしまった際の保険も付帯されますので
ガス工事で生計を立てるという人以外は不要な資格です。
使える資格として書いておいて申し訳ないですが、プロ向けの資格ですね。
有効期限があり講習料もお高めです。
- 有効期限:3年(更新講習で3年延長可)
- 受講料:58,700円(税込)
- 日程:3日
ガス可とう菅接続工事監督者
ガス可とう菅接続工事監督者の資格があれば、大体のお宅のビルトインガスコンロは交換できます。
ガス管の接続と機器設置が出来るようになりますので、ビルトインガスコンロ程度であれば、設置が可能となります。
- 有効期限:なし
- 受講料:12,300円(税込)
- 日程:1日
もし取得するのであればガス可とう菅接続工事監督者
どうしても自分で取り付けたいのであれば、
ガス可とう菅接続工事監督者 をおすすめします。
施工経歴等は必要がないため、誰でも取得できます。
資格を取得すれば交換をしてよいことになります。
しかし、もし何かあった場合、責任は自分で負うことになります。
それが嫌であれば業者へ依頼してくださいね。
交換を最安で済ませたい
資格を取得すれば問題ないと書きましたが、そんなことする人は資格マニアかDIYが好きすぎる方のみでしょう。
本章では安く済ます方法の一例をご紹介します。
ビルトインガスコンロ本体を安く買う
まずは本体の購入です。
欲しい品番が決まっていれば価格コムで検索すればOKです。
ネットが最安なのは言うまでも無いですが、私なら楽天でポイントを貯めて買います。
品番が決まってない方は、おすすめの機種についての記事がありますので是非参考にしてみてください。
工事だけしてくれる業者を探す
結構重要なポイントです。
自分のお店で買った品じゃないと工事をしません、という業者が多いです。
もし工事をしてくれたとしても、割高なケースが多く見受けられます。
くらしのマーケットであれば、工事のみを受けてくれる地場の職人さんが在籍しています。
口コミで良い評価を得ている業者を探して見積の依頼をしてみましょう。
ネットでの工事が20,000円前後が相場なのに対し、10,000円~16,000円程度と割安です。
職人さんにより値段の開きがありますが、以下の要素で変わる事があるようです。
- 既設品を処分するか
- 大手と提携している等(信頼性)
先に説明した資格を保持しているのか含め、口コミが良い業者さんを選びたいですね。
外したガスコンロは自分で処分する
外したガスコンロの処分を業者へ頼むと、2,000円~3,000円程度はかかるんじゃないかと思います。
もし粗大ごみで出せるのであれば、楽だし安く済みます。
粗大ごみで出せるかに関しては各自治体によりますので、それぞれ確認をお願いします。
しかしながら、本当に一番安いのは買い取ってくれる産廃業者を探して鉄くずとして売ることです。
一般の方の持ち込みOKの場所を探して問い合わせてみましょう。
私の経験ですと、300円~1000円程度で引き取ってくれます。
ガスコンロの重さで値段が変わるので、上位レベルのガスコンロの方が高く売れます。
「鉄くず 買取 〇〇市」と検索してみてください。
追加工事の請求があるか不安
取り付けてくれる業者さんによっては、追加工事は発生しないよう標準工事費を高くしているケースもあります。
追加費用がかかる可能性のある項目を挙げますので自分の家に該当するかを事前に知っておきましょう。
ガス可とう菅を使用している(5,000円前後)
ガスコックがガスコンロの接続口から距離があり、ぐにゃっと曲がっている管で接続されている場合はガス可とう菅です。
ガス可とう菅は再利用不可ですので、必ず交換をしなければなりません。
もし依頼した業者さんが可とう管を再利用していたのであれば、ちょっと危険かもしれません。
下の画像は一例です。外装は様々あります。
上記画像のようなガスフレキ接続であれば、交換の必要はありません。
フィラーを使用している(3,000円~6,000円前後。素材によって変わる)
ガスコンロ下部に隙間を埋める部材がついていれば、新しい機種に合わせたものに交換する必要があります。
隠してるだけなので、無くても気にならないようであれば購入しなくても大丈夫です。
ビルトインガスオーブンがコンロ下についている(10,000円~15,000円前後)
ビルトインガスオーブンがガスコンロの下にある場合、交換はできますがメーカーの変更は出来ません。
さらにはガスオーブンとドッキングできないガスコンロの機種があったりもします。
メーカーによっては別売り部材が必要なケースもあります。
依頼する業者さんへは、以下の項目を必ず伝えておいてください。
- 既設ガスコンロ品番
- 既設ガスオーブン品番
- 取り付けたいガスコンロ品番(必ず同メーカー)
追加費用の案内を事前にしてくれるでしょう。
駐車場代(価格は地域による)
自宅に車を止められる場合は不要です。
コインパーキングを利用する場合は、別途請求となるか、標準工事費に含んでいるか確認をしておきましょう。
まとめ:商品購入・交換作業・撤去品処分を別々にすると安い
記事の要点を次にまとめました。
- 無資格では工事NG。自分で交換するには資格を取得しよう
- ガス可とう菅接続工事監督者が1日で取得できる
- 自分で工事はできないのであればどうにか安く済ませたい
- 商品は価格ドットコムで検索する
- 工事はくらしのマーケットへ依頼する
- 処分は自治体へ依頼するか、産廃業者へ売る
- 追加工事の請求があるか不安
- ガス可とう管を使用していれば追加あり
- フィラーが付いていれば追加あり
- ビルトインガスオーブンがガスコンロ下にあれば追加あり
- 可能であれば駐車場を用意しておく
手間はかかってしまいますが、全てを別々にすることで料金を抑えることができます。
総額で言えば、5,000円~10,000円程度は価格差が出るのではないでしょうか。
ちょっと面倒ですが、時間がある方は試してみてはいかがでしょうか。
最安での工事を目指してがんばってください!
以上です!