パナソニックのレンジフードが気になっているけど、掃除がしやすいのかを知りたい!
掃除の頻度や手順を買う前に知っておきたい!
上記のようなお悩みを解決する記事です!
本記事内容
- パナソニックレンジフードはノンフィルター?
- 筆者宅のFY-75DED2-Sで検証。品番で何が変わる?
- FY-75DED3-S と FY-75DE3-S 違いはあるの?
- フィルターや部品の外し方とお手入れ頻度
- お湯とスポンジだけで掃除してみた
- まとめ
家電と言えばパナソニックを想像する方多いですよね。
筆者のキッチンでもビルトイン食洗機・レンジフードはパナソニック製品を使用しています。
「エコナビ」という言葉を聞いたことありますでしょうか?
エコナビとは、センサーの働きで水や電気の無駄を抑えた運転を行う機能です。
そこで本記事では、
パナソニックレンジフード「FY-75DED2-S」を使用している筆者が、お手入れがしやすいのかをまとめていきます。
話題の自動洗浄ではありませんが、パナソニックの商品を手ごろな値段で交換したい方にはおすすめの記事です!
是非購入の際の参考にして頂きたいと思います。
本記事の信頼性
1.パナソニックのレンジフードはフィルターレス?
以前、お掃除しやすいノンフィルターのレンジフードについて記事にしました。
パナソニックのレンジフードのフィルターはどうなっているのでしょうか?
結論を申し上げますと、パナソニックはフィルターありなんです。
ただし、油が落ちやすいフィルターとなっていますので、お掃除は簡単なんです。
その名も、「アクアイージィクリーンフィルター」です。水で油が簡単に落ちるフィルターってことですね。
自動洗浄タイプを選べばフィルターも自動洗浄してくれますが、とても高価で手が出ません。
エコナビは付いていてほしいけど自動洗浄までは求めていない方には当記事の機種はおすすめですが、
お掃除のしやすさは実際どうなのでしょうか?
2.FY-75DED2-Sで検証。品番で何が変わる?
筆者はFY-75DED2-Sを使用していますので、こちらを基に検証していきましょう。
まず、品番の「75」の部分ですが、レンジフードの横幅を表します。75cmという事です。
その他にも「60」「90」があります。
「DED2」の部分は、バージョンとでも言いましょうか。
現行機種は「DED3」です。
「DED2」から「DED3」となり、整流板がシンクに収まるサイズに変更され、洗いやすくなりました。
その他細かい機能の違いはあれ基本的な部分に差はありませんので、
FY-〇〇DED3-Sの購入を検討されている方は当記事が参考になるかと思います。
3.FY-75DED3-S と FY-75DE3-S の違い
ネットで最安を探していると、品番が1桁だけ異なる機種が出てくることがあります。
これは何かの間違いではなく、流通経路によって品番が変わるため起こる事です。
あまり気にしないで問題ありませんが、ちょっとした違いがありますので簡単に説明します。
FY-〇〇DED3-S
正規モデルの品番です。ハウスメーカー等で発注していればこちらの品番となります。
フード内部や各部品、整流板に「撥油塗装」がされているため、油が落としやすくなってます。
FY-〇〇DE3-S
いわゆる量販モデルです。
先に記載した「撥油塗装」がされていないモデルです。
基本性能に差はありません。
どっちを買えばよい?
結論、どっちでもいいです。
同じ値段であれば正規モデルが良いですが、量販モデルが安く手に入るようであればそれでも全く問題ありません。
4.フィルターや部品の外し方とお手入れ頻度
部品によって掃除をする頻度が異なります。
背の高さや力がなくても簡単に外せました。
整流板、オイルキャッチ、フィルターは1カ月に1回
整流板、オイルキャッチ、フィルターは、1カ月に1度の掃除が推奨されています。
整流版の手前の2か所を引っ張ると外せます。
フィルターが見えます。
フィルターは引っ掛かっているだけなので簡単に外れます。
オイルキャッチもツメで引っ掛かってるだけです。簡単に外れます。
オリフィスは1年に1回
オリフィスという部品は1年に1回の掃除が推奨されています。
「ゆるむ」の方向にツマミを回せば外せます。
羽根は1~3年に1回
回っている羽根という部品は1~3年に1回の掃除が推奨されています。
羽根についているレバーを握れば羽根が降りてきます。
これで全ての部品を取り外すことができました。
5.お湯とスポンジだけで掃除してみた
取扱説明書には、「しつこい汚れには台所用中性洗剤を使用してください」とありましたが、
今回は「40度のお湯」と「スポンジ」だけで掃除をしてみました。
3か月前に掃除しておりましたので、3か月分の汚れはどんなものでしょうか。
残念ながら、コーティングに影響が出るため食洗機の使用は不可です。
シンクにお湯を貯める
シンクのゴミ受けカゴにビニール袋をかぶせ、お湯が流れないようにします。
ビニールじゃなくても、蓋などがあれば何でも構いません。
整流板以外はお湯に漬けてスポンジで洗う
5分くらいお湯漬けした後に普通のスポンジで洗ってみました。
中性洗剤は使用していません。
1カ月で掃除を推奨していましたが、3カ月でもあまり汚れてはいません。
少ないながらも油のベトツキはお湯だけ洗いでかなり落ちていました。
筆者宅では揚げ物は週1程度なので少ないですが、頻繁に揚げ物をするかどうかでも汚れ具合は異なるのでしょう。
整流板を洗う
FY-75DED2-Sの整流板は大きいためシンクに入りきりません。
説明書には、平らな場所で洗ってくださいとありますが、面倒なのでシンクで洗います。
多少の水はこぼれましたが簡単に油汚れが落ちました。
後継機種のFY-〇〇DED3-Sであれば、シンクに収まるサイズとなっています。
より清掃性がアップしています。
放置して乾かす
乾いたら、外した方法と逆の手順で取り付けていきます。
乾かす工程まで7分程度でしょうか。
簡単に掃除が出来ました。こんな簡単なことをするだけで家族から感謝されます。
頻繁にフィルターだけ洗いたいのであれば、お皿を洗う感覚で出来ます。
フィルターカバーなんて不要ですね。
まとめ:フィルターレスではないがお手入れは簡単
記事の要点をまとめると次の5点です。
- パナソニックのレンジフードはフィルターレス?
- フィルターレスではないが、油が落ちやすい塗装がされている
- FY-75DED2-Sで検証。品番で何が変わる?
- レンジフードの横幅とバージョンで品番が変わる
- FY-75DED3-S と FY-75DE3-S の違い
- DEDが正規品番で、各部品に撥油塗装がされている。DEは量販品番で撥油塗装がされていない
- フィルターや部品の外し方とお手入れ頻度
- 整流板、オイルキャッチ、フィルターは月に1回、オリフィスは年に1回、羽根は1~3年に1回。外すのはどれも簡単
- お湯とスポンジだけで掃除してみた
- 3カ月程度の汚れであれば、どの部品も簡単に落ちた
フィルターがあっても掃除がしやすい塗装がされているので、思ったよりも簡単に掃除が出来ました。
逆に、フィルターがある事でオリフィスや羽根が汚れにくいというメリットがあるのかもしれませんね。
あと10年は交換せずに使っていこうと思います!
注意点としては、パナソニックのレンジフードには前幕板が付属していません。
高さに応じた前幕板を別途購入する必要があります。
高さ=総高さ ですので、次の画像の場合は50cmとなります。
自分で選ぶと間違える可能性がありますので、総高さに合う品番をレンジフード購入先で教えてもらいましょう。
大体5000円前後で購入が可能です。
以上です!
パナソニックはおすすめですのでぜひ検討してみてください。