
こどもみらい住宅支援事業についての概要を知りたい!
リフォームや新築を対象としているようだけど住設交換にも適用されるかを教えてほしい!
上記のようなお悩みを解決する記事です!
本記事内容
- こどもみらい住宅支援事業の解説
- リフォームで補助を受ける場合の条件
- 住設機器の交換のみで補助を受ける場合の条件
「こどもみらい住宅支援事業」という補助金制度をご存じでしょうか?
若者夫婦世帯や子育て世帯を対象としたもので、新築住宅の取得や中古住宅リフォーム等に補助金を出してくれる制度です。
グリーンエコポイント制度が以前にありましたが、リフォームに関する補助を受けられる制度が度々実施されております。
みなさんご存じでしたか?
建築の業界にいれば何となく情報が回ってくるのですが、一般の方は自ら探しに行かないと知らないですよね。
見つかったとしても小難しい事が多くて面倒になってやらない事も多々あると思います。
そのため本記事では、
補助金を受け取れる条件を紹介していきます。
当ブログでメインで扱っている住宅設備交換に焦点を当てた記事となります。
補助金制度が自分に当てはまるのか、確認していきましょう。
本記事の信頼性

こどもみらい住宅支援事業とは?
当ブログでは住宅設備の交換についてを語っておりますので、新築住宅ではなくリフォームに関して触れています。
しかし、新築の情報に全く触れないのも良くないと思いますので、さらっと概要を説明します。
- 省エネ性能を持つ新築住宅を購入する若者世帯夫婦、子育て世帯への補助金を出す
- 世代を問わず、住宅の省エネ改修に対して補助金を出す
- 補助金を出す事により省エネ性能の高い住宅を増やす
若者世帯(令和3年4月1日時点でどちらかが39歳以下である)
子育て世帯( 令和3年4月1日時点で 18歳未満の子供がいる)
上記世帯に当てはまる方たちの場合、新築の住宅を購入する際に60~100万円を上限に補助しますというものですね。
事業を知っていると知らないでは100万もの差が出てしまいますね。
新築の場合は世帯を制限してますが、リフォームの場合は世帯の制限がありません。
ただし上限は30万円です。
また、先に申し上げた〇〇世帯に該当する場合は、30万円以上も補助が出ます。
誰でも条件に当てはまれば還元を受けられますので、リフォームや住設機器の交換をしようとしている方は、
忘れすにチェックしておきましょう。
詳細を知りたい方はリンクからどうぞ。
リフォームで補助を受ける条件は?
リフォームで補助を受けるには以下の条件があります。
- 事業者登録をしている業者がリフォームを行う
- 後述する補助対象の工事を行うこと
その他期間等の縛りがありますが、上記条件を満たせば補助金をゲットできるでしょう。
ただし、国の予算(546億円)に達したら期間内でも終了となります。
いつ予算に達するかを予想するのは難しそうですね。
事業者登録をしている業者がリフォームを行う
ホームページで公開されている事業者へリフォームを依頼すればOKです。
始まったばかりの制度ですので事業者の数は日に日に増えていくと思います。
注意する点は、工事着手前に業者が事業者登録を済ませている事です。
現時点でリフォーム工事に着手していたとしても、事業者登録が済んでいなければ補助の適用はされません。
補助対象となる工事
補助対象となる工事は以下となります。
- 開口部の断熱改修
- 外壁、屋根・天井、床の断熱改修
- エコ住宅設備の改修
- 子育て対応改修
- バリアフリー改修
- 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
- リフォーム瑕疵保険等への加入
上記のリストのうち、
- 1~3のいずれかを必ず実施
- 4~7は、1~3と同時に行う場合のみ補助対象
- 補助額合計5万円以上になれば補助対象
この条件全てをクリアした場合にのみ補助対象となります。
住設機器交換だけで補助金をゲットするには?
最初に説明しました通り、本記事では住設機器交換で補助金をゲットするにはどうするかを重点的に見ていきます。
1つ以上は必要な項目
対象となる住設機器 | 補助額 |
---|---|
節水型トイレ(掃除しやすいトイレ) | 19、000円/台 |
節水型トイレ(上記以外) | 17,000円/台 |
高効率給湯器(エコジョーズ) | 24、000円/戸 |
節湯水栓 | 5,000円/台 |


表のいずれかに当てはまる交換をする事が大前提となります。
※他にもありますが、当記事では住設工事だけを抜粋して挙げています
また、事務局に登録された型番であることが必要です。
マンションにお住いの方は高効率給湯器(エコジョーズ)が付けられないケースがありますのでご注意ください。
補助金額のプラスになる項目
対象となる住設機器 | 補助額 |
---|---|
ビルトイン食洗機 | 19,000円/戸 |
掃除しやすいレンジフード | 10,000円/戸 |
ビルトイン自動調理対応コンロ | 13,000円/戸 |
浴室乾燥機 | 20,000円/戸 |
空気清浄機能・換気機能付きエアコン | 19,000円~24,000円/台 |



表の住設機器は、必須ではないが補助金対象のプラスとなる項目です。
※他にもありますが、当ブログでは住設機器交換のみ抜粋しています
合計5万円以上で補助金をゲットを目指す
各表の補助額を見て頂くと分かるとおり、絶妙に5万に届かないようになってますね(笑)
少なくとも3つ以上交換しないと5万には届きません。
ポイントになるのは、一家に何台でもOKな、節水型トイレ、節湯水栓、エアコンの交換を一緒に行うことです。
夏に備えてエアコン2台の交換を検討しているような場合は、トイレを追加すれば5万円超えます。
例1:合計が60,000円なので補助金がもらえる
住設機器 | 補助額 |
---|---|
空気清浄機能付き6畳用エアコン | 19,000円 |
空気清浄機能付き8畳用エアコン | 22,000円 |
節水型トイレ | 19,000円 |
合計 | 60,000円 |
上下階のトイレ交換を検討している場合は、キッチン水栓、洗面水栓、浴室水栓の追加で5万円を超えます。
例2:合計が53,000円なので補助金がもらえる
住設機器 | 補助額 |
---|---|
1F節水型トイレ | 19,000円 |
2F節水型トイレ | 19,000円 |
節湯水栓3か所 | 15,000円 |
合計 | 53,000円 |
交換したい箇所が複数ある方には大変お得な制度ですね。
1箇所や2箇所の交換では補助が出ません。
こどもみらい住宅支援事業を利用するのにデメリットはあるのか?
消費者側にはメリットしかありませんが、業者側はかなりの手間が発生します。
各商材ごとの申請業務、補助金受け取り、消費者へ還元と、慣れるまでは相当な手間となるでしょう。
要するに、手数料を取る業者が出てくる可能性があります。
消費者自ら申請ができないところが痛いところですね。
また、補助金分の金額を見積に上乗せしてくる業者がいるかもしれません。
悪い業者に引っかからないためにも、複数の業者へ相見積りをした方が良いでしょう。
もしかしたら事業登録していない最安業者の方が安く済むなんて事もあるかもしれませんしね。
リショップナビであれば、最初にコンシェルジュが要望を聞いてくれます。
該当する業者を複数探して紹介してくれるため、手間が少なくて済みますね。
もしよければ試してみてください。
「こどもみらい住宅支援事業」を利用したい旨も忘れずに伝えましょう。
まとめ:複数箇所の住設機器交換であれば使った方が良い!
記事の要点をまとめると次の4点です。
- こどもみらい住宅支援事業とは?
- 若者世帯、子育て世帯に向けた補助金事業だが、リフォームなら世帯に当てはまらなくても問題なし
- リフォームで補助を受ける条件は?
- 着工前までに登録を済ませている事業者でなくてはならない
- 補助対象となる項目に該当する工事を行う
- 住設機器交換だけで補助金をゲットするには?
- 50,000円以上の補助額に達さないと補助が出ない
- 複数の住設機器を交換する必要がある
複数個所のリフォームを検討しているようであれば、大変お得な補助が受けられます。
給湯器だけ、トイレだけ、と項目が少なければ補助は受けられません。
ただし、補助金欲しさにたくさんリフォームをするのは本末転倒と言いますか、無駄なような気がします。
また、先に挙げたデメリットも考えられますので、当てはまる方は相見積りで業者を選ぶようにしましょう。
是非参考にしてみてください!
以上です!