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後悔?全然ありません!タッチレス水栓ナビッシュa10を4年間使用している筆者が本音でレビュー!

2022年1月26日

タッチレス水栓ナビッシュA10を4年間使用している筆者が本音レビュー!買った方が良い?

リクシルのナビッシュを取り付けたいけどメリット、デメリットを教えてほしい!

自動水栓を使うのであれば妥協をしたくない・・・各機能の性能を教えてほしい!

上記のようなお悩みを解決する記事です!

本記事内容

  • 浄水機能は必要かどうかを決める
  • ハンズフリー機能は必要か
  • コンセントタイプと乾電池タイプはどちらを選ぶべきか
  • エコセンサー、お掃除楽々台座、その他機能の解説
  • 比較表を見てみよう
  • まとめ

今回のテーマはリクシルのナビッシュです!

リクシルのナビッシュa10を使い始めて5年が経過しました。

特に不具合なく使わせて頂いておりますし、これからも使い続けたいと思っております。

他社でもタッチレス水栓は存在してますが、様々な種類を用意してくれているのはリクシルだけではないでしょうか。

欲しい機能を取捨選択できるのはナビッシュの特徴でもあると言えるでしょう。

そこで本記事では、

購入を検討されている方に向けて、各機能やメリット・デメリットについての紹介をしていきたいと思います!

ナビッシュを検討している方の参考になれば幸いです。

筆者宅のナビッシュA10(JF-NA411S(JW))
筆者宅のナビッシュA10(JF-NA411S(JW))

ナビッシュ以外でスタンダードなキッチン水栓を検討の方は、是非こちらの記事も参考にしてみてください。

本記事の信頼性

筆者のプロフィール

<STEP1>浄水機能あり/なし

まずは浄水機能がついているかどうかを選択します。

普通の水道水に加え、シンク下にカートリッジを置くことにより浄水を出すことが可能となります。

ウォーターサーバーがある家や、別で浄水器が設置されている場合はなしを選んで下さい。

カートリッジは2種類あり、どちらも1年が交換時期となっています。

  • JF-45N(17+2物質除去)
  • JF-43N(12物質除去)

ネットにて最安を探すと2000円前後しか価格差が無いので筆者は JF-45Nを使用しています。

味の違いはわかりませんが、浄水性能の高い方を選んだ方が安心ですね。

浄水カートリッジ JF-45N(17+2物質除去)
浄水カートリッジ JF-45N(17+2物質除去)

<STEP2>ナビッシュハンズフリー

ナビッシュにはハンズフリーと名が付くものと付かないものがあります。

基本の機能として、黒いセンサー(タッチレススイッチ)に手をかざせば水が出るようになっています。

次の画像を見て頂くと、黒いセンサーが上下2か所あります。

上は浄水を出すセンサーで、下の水道水を出すセンサーです。

タッチレススイッチ
タッチレススイッチ

しかし「ハンズフリー」にはもう一つセンサーが付いているのです。

それが自動センサーです。

自動センサーが作動している様子
自動センサーが作動している様子
nosushi

ここがポイント!予算が許すのであればハンズフリーが絶対おすすめ!

ハンズフリーであれば、水栓の先端にもセンサーが付いていて、物の存在を感知すると自動で水が出てきてくれます

このセンサーがあるかないかで皿洗いに使用する水の量が全然違うんです!

タッチレススイッチはとても便利ですが、自動センサーを一度味わってしまうと、手をかざすのすら無駄な一手と感じます。

ただし、以下のようなデメリットもあります。

  • センサーが黒いものに反応しにくい
  • その気が無いのに水を出してしまう時がある

黒いものを洗う際はタッチレススイッチで吐水し、それ以外は自動センサーで吐水する、といった使い分けが必要ですね。

<STEP3>コンセント/乾電池

まず、シンク下に100Vのコンセントがあるかどうかを見てみましょう。

  • ビルトイン食洗機
  • ビルトインガスオーブン
  • ディスポーザー

上記リストのいずれかが設置されていれば、キッチンの裏側などにコンセントが存在してます。

探し出せれば延長コードで設置しても問題ありません。

コンセントが無い場合でも乾電池で動作は可能ですが、一番おすすめしたいハンズフリーにはなりませんのでご注意ください。

ナビッシュ配管部の様子
ナビッシュ配管部 コンセントは隠れています

コンセントを増設する場合は、5000円~15000円くらいは工事費がかかることを覚えておきましょう。

<STEP4>エコセンサー、お掃除楽々台座、その他の機能

その他の機能につきましては、正直言うと筆者的には有っても無くてもどちらでもよいと感じています。

エコセンサー

普通の水栓は、キッチン水栓のハンドル位置により湯の温度を調整しています。

しかし、エコセンサー付きの機種だと、ハンドル位置に関係なく「水」だけを出すことが出来ます。

センサーの構成は以下のようになります。

  • ハンドルの位置によって温度が変わるセンサー(上)
  • 水しか出ないセンサー(下)
エコセンサーの無いナビッシュA10
ナビッシュA10 エコセンサー無し

つまりは、ガス給湯器が作動しないので意図せずお湯が出ることが無くなるためガス代の節約になります。

  • 注1 給湯器リモコンのスイッチを切っている方には不要な機能
  • 注2 浄水機能とエコセンサーの両方が付いた機種は無い

浄水機能とエコセンサー、どちらかを選ぶ必要があります。

スポット微細シャワー、シャワー切り替え、ホース引出し機能

ナビッシュ標準搭載の機能です。全ての機種に搭載されています。

水が跳ねにくいシャワーと、通常の吐水切り替えが出来ます。

また、ホースを引っ張り出すことで簡単にシンク掃除が出来ます。

ホースが伸びている様子
ホースが伸びている様子

ルミナスサイン&検知音出力

ルミナスサインとは、水温を色別に分けて表示が出来る機能です。

  • 水色:30度以下
  • 黄→オレンジ:30度~45度
  • 赤色:45度以上

筆者宅では45度以上を出すことがほぼ無いので、有っても無くてもどっちでもいいと感じる機能です。

検知音出力とは、センサーが反応するたびに「ファン!」と音を出してくれる機能です。

ルミナスサインと検知音出力は、特に重要視する事はないかと思います。

ルミナスサイン
印の箇所で色が変化します

お掃除楽々台座

スカート状の台座でとなっているため、お掃除がしやすいそうです。

じゃあお掃除楽々台座が付いてない機種は掃除がしにくいのか?と言うとそんなことは無いとは思います。

筆者的にはスタイリッシュに見えますので、有った方が好みではありますね。

お掃除楽々台座
お掃除楽々台座。水栓根元が掃除しやすい

<STEP5>比較表を見てみよう

以上がリクシルナビッシュの代表的な機能です。

様々な便利機能がありますが、

筆者的に抑えてほしいのはハンズフリー(自動センサー)付きですね。

無くても便利ですが、筆者のようなずぼらな人間にはうってつけの最強水栓となるでしょう。

比較表を作成しましたので見比べてみましょう。

 
A10( A10 A6

B6

(乾電池)

B6 A9 B8 A7 B7 A5

B5

(乾電池)

B5
定価 214,000 159,000 144,000 138,000 128,000 136,000 99,000 115,000 99,000 94,000 88,000 78,000
浄水器 × × × × × × ×
自動センサー × × × × × × × ×
先端タッチレススイッチ
エコセンサー × × × × × × × × ×
100v電源 × ×
乾電池 × × × × × × × × × ×
ルミナス&検知音 × × × × × ×
お掃除楽々台座 × × × × × ×

自動センサー付きの機種は、以下の4つです。

  • A10(黒)※機能はA10と同じ。かっこいいけど高すぎる
  • A10
  • A9
  • B8

自動センサーを付けないのであれば、以下の4つで十分かと思います。

  • B5(100V)
  • B5(乾電池)
  • B6(100V)
  • B6(乾電池)

他の機能と価格のバランスを考慮しながら決めて頂けたらと思います。

まとめ:とにかく便利なので使ってほしい

記事の要点を次にまとめました。

  • <STEP1>浄水機能あり/なし
    • ウォーターサーバーや別途浄水器があれば不要
  • <STEP2>ナビッシュハンズフリー
    • 自動センサーが必要であればナビッシュハンズフリーを選ぼう
  • <STEP3>コンセント/乾電池
    • キッチンにコンセントがあるかないかで判断してOK。コンセントありの方が多機能を選べる
  • <STEP4>エコセンサー、お掃除楽々台座その他の機能
    • 好き嫌いで選んで問題なし。有っても無くても困らない
  • <STEP5>比較表で見比べよう
    • おすすめは機種はA10、A9、B8

最後に、以上までの機能説明を踏まえ、メリットデメリットを列挙してみます。

  • メリット
    1. 水栓に手を触れずに済むので衛生的
    2. 水道代、ガス代節約になる
    3. 水を出す一手間が無くなるので、とにかく楽
  • デメリット
    1. 水量の調整には水栓のレバーに触れるため面倒に感じるかも(筆者は水量変えません)
    2. 意図しない時にセンサーが反応するときがある
    3. イニシャルコストが高い!

筆者にとっては、メリットが大きすぎるためデメリットは特に気になってません。

また、筆者宅ではビルトイン食洗機も使用しているのですが、

自動センサーを駆使しサッと予洗いしてから食洗機に食器をぶち込む、という流れでストレスなく家事に勤しんでおります。

是非皆様にもナビッシュを体験して頂きたく本記事を書きました!

購入の際の参考にして頂ければと思います。

以下は我が家で使用中の機種A10です。

浄水機能が不要な方は、以下のA9がお勧めです。

以上です!

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nosushi

住宅設備機器設置工事スタッフとして10年程勤めています。 住設機器の交換で悩んでる方の手助けになればと思いブログを立ち上げました。以下の資格を所持してます。 ・第二種電気工事士 ・簡易内管施工士 ・ガス機器設置スペシャリスト ・給水装置工事主任技術者 ・排水設備工事責任技術者 ・福祉住環境コーディネーター

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