ビルトインガスコンロを交換したいけど、どこを見て選べばいいかを教えてほしい!
上記のようなお悩みを解決する記事です!
本記事内容
- 絶対に外したくないポイントを5つ詳細に説明します!
- お掃除のしやすさ
- グリルパンについて
- 便利な調理機能
- デザイン
- サイズ選び
「ビルトインガスコンロを交換したいのですが何がおすすめですか?」
住設機器の交換を生業としていると、よく聞かれる質問です。
家を買った時のまま使用している方も多くいらっしゃると思います。
実は、新築戸建てや新築マンションであってもランクの低いガスコンロが設置されているケースが多いです。
そのため、使い勝手の良いビルトインガスコンロをご存じない方が多くいらっしゃいます。
また、自ら選ぼうにも各メーカー毎にランクが分かれている上、細かく設定された機能がよくわからないとなるのが普通です。
そこで本記事では、
ビルトインガスコンロを選ぶ際に外したくないポイント5つをご紹介します。
上位のクラスにするほど便利な機能は増えます。
しかしながら、不要な機能が多いことも確かです。
最上位クラスは必要ないけれど、下位クラスでは物足りないと思っている方は意外と多いはずです。
当記事を把握できればビルトインガスコンロの選定が楽しみになってしまうでしょう。
本記事の信頼性
<POINT1>お掃除のしやすさ
日常的に使うものだから掃除がしやすいに越したことはありませんね。
掃除のしやすいポイントはどこにあるのかを見ていきましょう。
ガラストップ、またはガラスコート
油汚れをさっとふき取りが出来るため、ガラストップ、またはガラスコートがホーローに比べ優れています。
ガラスコートとは、ホーローにコーティングをしたもので、ホーローの強度とガラスの掃除しやすさ両方兼ねてます。
見た目で言えば、ガラスコートよりもガラスの光沢の方が筆者は美しいと思います。
ふき取りやすさという点で言えばどちらも優れています。
ガラストップのフチが無い
ガラストップでも、フチがあるものと無いものがあります。
フチがあると、どうしても少しずつ汚れがたまっていきます。
つまようじや使い終わった歯ブラシでお掃除できますが、できればやりたくないですよね。
おすすめはフチなしガラストップ天板です。
ステンレスゴトクは変色しやすい
ステンレスの変色に関しては、しっかりとお手入れをすればある程度防げるそうです。
しかしながら、綺麗を保つには専用クリーナーが必要となるため、ランニングコストがかかってしまいます。
クリーナーを使ったとしても、結局火が一番当たる先端は変色します。
私の家では現在ステンレスゴトクを使用していますが、次に買うならホーローゴトクを選ぼうと思ってます。
<POINT2>グリルパンが入る
魚焼きグリルは掃除が面倒だからからあまり使ってないとの声や、フライパンで魚を焼いてるといった声もよく聞きます。
何よりも焼網の掃除がとても面倒ですよね。
しかし最近では、メーカー各社とも焼網に代わってグリルパンを宣伝するように変わってきました。
リンナイの上位機種では、ダッチオーブンを魚焼きグリルに入れて使えるガスコンロもあります。
さらには燻製やパンが焼ける機種もあります。
各社グリルパンの名称が異なりますが、それぞれ似たような機能を持っております。
- リンナイ ココットプレート
- ノーリツ マルチグリル、クックボックス
- パロマ ラクック、ラクック・グラン
筆者宅は3年以上、焼網ではなくリンナイのココットプレートで魚を焼いてます。
魚だけではなく野菜や肉も焼いてますし、揚げ物を温めたりもしてます。
本当に超便利なので是非使ってほしいです。
<POINT3>使える調理機能付き
使える調理機能にを紹介しましょう。実際に筆者が使用してみて便利と感じるものを挙げています。
グリルパン調理機能
自分で焼き時間を設定することもできますが、専用の調理機能があれば自動で火力調節してくれます。
しかも、庫内への汚れが付きにくい温度で火力を保つそうです。
庫内の汚れも気になるところですのであったらうれしい機能ですね。
タイマー機能
タイマー機能は、1口だけじゃなくて全ての口で欲しいです。
下位クラスの機種だと、グリルにのみタイマーが付いている事があります。
3口全部で調理することもありますので、タイマーは必ず欲しい機能の一つです。
温度設定
鍋底の温度を感知することで、自動で温度設定をします。
揚げ物、焼き物と、どちらでも使えます。
油の温度調整が難しいから揚げ物をしたくない人もいらっしゃると思います。
温度設定が出来ることで料理の幅が広がりますね。
沸騰したら火を消してくれる機能があると、さらに便利です。
<POINT4>デザイン
個人的には、点火ボタンは丸い方が好きです。かわいいです。
ボタンタイプの場合は、回すことで火力調節をすることができます。
ツマミを押して火を付けるタイプよりも使いやすいと思いますが、
個人の好みによると思いますので好きなものを選んで頂いて問題ありません。
天板の色によってはキッチンの印象がガラッと変わります。
間違えたくないポイントの一つですね。
- ガラス天板の色
- 前面パネルの色と素材(高いものはステンレスだったりします)
<POINT5>サイズ選び
ビルトインコンロには「60cm」「75cm」の2つがあります。
この数値は天板の幅を指しています。
現状が60cmであったとしても75cmに変えることが可能で、逆に小さくしてもOKです。
使い勝手に困ってなければ現状通りで問題ないです。
大きくした場合、小さくした場合、それぞれのメリット・デメリットを書いておきます。
60cmから75cmに変更
- メリット:ゴトクの間隔が広がるので、大きい鍋がぶつかり合わない
- デメリット:調味料などの置きたい物が置けなくなる可能性あり
75cmから60cmに変更
- メリット:キッチンの天板が広くなるので、キッチンがスッキリ見える
- デメリット:ガスコンロの天板が小さくなるので、今まで見えていなかった部分が露出してしまう
メリットよりもデメリットの方が大きいかと思います。
こだわりが無いようであれば、サイズは変えない方が無難ですね。
<まとめ>5つのポイント押さえれば間違いなし
記事の要点をまとめると次の5点です。
- お掃除のしやすさ
- ガラストップ、またはガラスコートを選ぶ
- フチなしの天板を選ぶ
- ステンレスゴトクは変色する
- グリルパンが入る
- 焼網の代わりになるし掃除も楽になる
- グリル庫内をきれいに保てる
- 使える調理機能がある
- グリルパン調理機能がある
- 全ての口にタイマー機能がある
- 温度設定がある
- デザイン
- 丸いボタンがかわいいのでおすすめ
- 個人の好きなものを選ぶ
- サイズ選び
- サイズ変更はデメリットがあるので、変えない方が無難
日々使用している中で、「あったらいいな」ではなく「なければ嫌だ」で挙げてみました。
10年以上毎日のように使うものです。
どうせなら買うなら使い勝手の良いものを選んだ方が長く使用できると思います。
特にグリルパンは絶対に使ってほしいです。
今回紹介したポイントを押さえている機種について別記事で紹介しています。
本記事と合わせて参考にしてみてください。
以上です!