KVKの水栓をDIYで交換したいけど自分で出来るレベルか知りたい!
自動センサー付きは通常の水栓に比べて取付が難しいのか知りたい!
上記のようなお悩みを解決する記事です!
本記事内容
- LIXILナビッシュとの違い
- DIYでの取り付け方法
水栓と言えばTOTOやLIXILが真っ先に思い浮かびますよね。
第三の勢力としての位置づけにいる(筆者が勝手に思っている)のがKVKです。
TVCMでもたびたび目にするようになった気がします。
そのKVKで販売されている、浄水器付きグースネック型センサー付きの商品を取り付ける機会がありました。
LIXILのナビッシュに比べると簡単に取り付けできたなぁという印象でした。
そこで本記事では、
KVK混合水栓「KM6091SCECM5」と取付手順をご紹介します。
同型の水栓であればほとんど手順は変わりませんので、
KVK水栓を取り付けようとしている方は是非参考にしてみてください。
本記事の信頼性
1.LIXILナビッシュとの違い
KVKというメーカーの詳細につきましては、メーカー毎に特徴をまとめた記事がありますのでそちらを参考にしてみて下さい。
センサー付きグースネック型の水栓と言えば、LIXILのナビッシュを思い浮かべる方が多いかと思いますが、
KVKでも豊富なラインナップで販売がされています。
両方ともラインナップが多いので細かい違いは説明しませんが、大きく異なる点について挙げていきたいと思います。
浄水を出す方法
ナビッシュA10には「通常の吐水」と「浄水」用にそれぞれセンサーがあります。
KM6091SCECM5は、センサーではなくレバーで浄水を出します。
そのため、KVKではレバーが2つあることになります。
先に紹介した画像を見て頂くとわかりますが、右側レバーが通常の吐水、左側レバーが浄水の吐水です。
- ナビッシュはセンサーに手をかざして浄水を出す
- KM6091SCECM5は左側のレバーを手で動かし浄水を出す
撥水水栓、複数色のラインナップがある
KVKでは、水垢がサッと拭けばとれるという「撥水水栓」というお掃除のしやすいコーティングをしている水栓があります。
また、ブラックやホワイトの撥水水栓もあります。※浄水器付きの撥水水栓はまだ無いようです
撥水では無いけれど金メッキで仕上がった水栓など、どんなキッチンにも対応できる色のラインナップがあります。
ナビッシュはステンレスかブラック
KM6091SCECM5はステンレスかブラックかホワイト。浄水器無しであればゴールドやその他色もあり
変わった形状のラインナップがある
色や機能にこだわっているだけではなく、グースネック以外のセンサー付き水栓もあります。
センサーの位置が正面ではなく右側にあります。
グースネックと比べると、あまり広くないスペースであればこちらを選ぶのも良いかと思います。
人と違うデザインが良いと思っている方はいかがでしょうか。
ナビッシュには無い形状がKVKにはある
2.DIYで取り付けてみよう
外し方に関しては別記事に詳細がありますので先にご覧ください。
止水栓と元栓を止めておくことは忘れないようにしましょう。
準備する工具は以下です。
- プラスドライバー
- モンキーレンチ(できれば2本)
- プライヤー
取付穴に水栓の配管をすべて入れ固定
KM6091SCECM5はもぐらーず固定ではありませんので、シンク下から固定します。
穴に配管をすべて入れて、取り付けの金具をはめていきます。
説明書には「KPS957B」が必要との記載がありますが、
小さめのモンキーレンチがあれば締め付け可能です。
画像の青丸の部分を時計回りに締め付けます。
止水栓にジョイントを既設配管に取り付ける
ジョイントを既設の給水、給湯配管に取り付けます。
モンキーレンチを使ってしっかり締めてください。
水栓のホースをジョイントに接続する
水栓のホースをジョイントに差し込みます。
水栓のホースは上の部分が銅管になっているので、折れない程度に広げると差し込みやすくなります。
クイックファスナーを取り付けてホースが抜けないようにします。
クイックファスナー取付後に保護キャップを付けます。
電磁弁を取り付ける
センサー無しタイプであればこちらの工程は不要です。
電磁弁を水栓の配管に差し込みます。
抜け防止のため、前項と同じようにクイックファスナーと保護キャップを取り付けます。
カプラーユニットを取り付ける
シャワーホースが真っすぐ垂れるようにカプラーユニットに通し固定します。
シャワーホースがぶれたり絡んだりしなくなります。
ホースを通す際は、折れ曲がらないように気を付けてください。
シャワーホースの取り付け
電磁弁の下に、シャワーホースを接続します。
その前に、浄水器付きの場合は、分岐チーズをホースの先端に取り付けます。
プライヤーで固定し締めればOKです。
浄水用ホースの取り付け
前項で取り付けたチーズには出口用ホースをつなぎ、水栓の配管で残っている銅管に入口用ホースをつなぎます。
モンキーレンチで締めます。
入口用ホースは、お馴染みのクイックファスナーと保護カバーで抜けないようにします。
浄水カートリッジを設置する場所に取付枠を設置します。
インパクトドライバーでビス止めが楽ですが、プラスドライバーでも頑張れば大丈夫です。
固定の方向は縦でも横でもOKです。
カートリッジ交換をしやすい場所が推奨です。
水に関する配管は以上となります。
全容は以下の画像をご覧ください。
コネクターの接続
電磁弁とACアダプターを接続します。
万が一水漏れをした場合に、接続部が濡れないような位置で固定します。
説明書には丁寧な図がありますが、濡れなければ問題ありません。
ある程度上の方に接続部を持っていけばOKです。
コンセントが無かったら乾電池タイプを選ぶか、コンセントを増設するかどちらかです。
ビルトイン食洗機やオーブンがキッチンにある場合は、延長コードを使用しても良いでしょう。
完成
元栓と止水栓を開き、接続部の水漏れを確認しましょう。
水漏れが無ければ完成です。
コンセントが無くても手動で吐水する設定もできます。
まとめ:DIYで設置は可能!画像で見ると簡単
要点をまとめます。
- LIXILナビッシュとの違い
- 浄水を出す方法
- ナビッシュはセンサーに手をかざして浄水を出す
- KM6091SCECM5は左側のレバーを手で動かし浄水を出す
- 撥水水栓、複数色のラインナップがある
- ナビッシュはステンレスかブラック
- KM6091SCECM5はステンレスかブラックかホワイト。浄水器無しであればゴールドやその他色もあり
- 変わった形状のラインナップがある
- ナビッシュには無い形状がKVKにはある
- 浄水を出す方法
- DIYで取り付けてみよう
- 必要な工具
- プラスドライバー
- モンキーレンチ(できれば2本)
- プライヤー
- コンセントが必要なので確認しておく
- 必要な工具
センサー付きとなると難しいんじゃないかと思いがちですが、意外と簡単に取り付けが出来ました。
LIXILのナビッシュと比べてみてもそれぞれに特徴があって面白いですね。
DIYで交換する事に迷っている方の参考になれば嬉しいです!
以上です!